なぜひとは他人の給料が気になるのか?週刊ダイヤモンド9/19【レビュープラス】神田 雲林 芝海老と茄子の唐辛子炒め うまし

2009年09月20日

雑誌は消えるのか?と問う雑誌、クーリエ・ジャポン10月号【レビュープラス】

今月のクーリエ・ジャポンは表紙が最強です。
「勝間和代責任編集、いま、なぜ「アフリカ」なのか」という
問いかけで、勝負しています。

にもかかわらず、わたしの興味はまったく別のところにあります。

それは巻頭特集の
「政権交代SPECIAL 世界が見た“日本のCHANGE”」でもありません。

実はわたしは雑誌が好きです。
週刊誌から月刊誌まで、月に30冊以上の雑誌を読みます。
その雑誌好きにたまらないある特集があります。

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 10月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 10月号 [雑誌]

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今回、レビュー専門ブログネットワーク【レビュープラス】から
献本いただきました。感謝。

さて、わたしが興味をもったのは(おそらく)第三特集にあたる、
「活字メディアの未来 第3弾 雑誌が「消える日」」です。

実はクーリエ・ジャポンに対する印象はあまりよくありません
創刊当初に手にしたものの、方向性やメッセージがわからなかったからです。

好奇心を刺激された3つのポイント

でも、今回は3つの点で好奇心を刺激されました。

まず、雑誌自らが「雑誌が「消える日」」と投げかけたところです。
このシニカルな問いかけ自体がメッセージになっています。

次に、コンデナストというメディア企業をとりあげた点。
日本でもビジネスライフスタイル誌「GQ JAPAN」を展開しています。
いわゆる“雑誌”らしい“雑誌”です。

そして、「活字メディアの未来」という連載の切り口です。
記事を通して、クーリエ・ジャポンと読者がテーマに取り組んでいるように思えます。

記事を読んでみて

さて、特集には多くの雑誌関係者が登場します。
しかし、記事は一貫して、雑誌にまつわる厳しい現実を伝えます。
コンデナストグループですら状況は非常に苦しいです。

読み終えて、ある結論に達しました。
クーリエ・ジャポンはあえて自社のメッセージを消すことで、
読者を試す雑誌なのかもしれません。

そうなると、創刊当初によくわからなかったのは、
読み取れないわたし自身に問題があったのかもしれません。

さて、この特集の問いかけは、
「だとしたら、雑誌の未来はどうなるのか?」です。

わたしは、特集から二人の言葉を引用して答えます。
彼は雑誌というメディアがもつ豊富な話題や、編集者たちの視点や行動、人柄、日常の問題やその解決策、インクと紙、それらすべてを愛している。
(「ニューヨーカー」誌の編集長ディヴィッド・レムニックがコンデナストのニューハウスを評した言葉)
作り手の思想が問われるという意味で、雑誌は他のメディアと別の役割を果たしているはずです。
この特集は、まったく他人事ではありません(笑)。(クーリエ・ジャポン編集長 古賀義章氏の編集後記から)
こういったひとがいる限り、雑誌の未来はまだまだ未知なはず。
雑誌好きとしては、厳しくも暖かく見守りたいと思います。


passionhack at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) 外で観て・聞いて・感じたこと 

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