神保町 鳥玄 小川町店 そぼろ丼 甘口そぼろがいい雑誌は消えるのか?と問う雑誌、クーリエ・ジャポン10月号【レビュープラス】

2009年09月19日

なぜひとは他人の給料が気になるのか?週刊ダイヤモンド9/19【レビュープラス】

古今東西、賃金/や給料はひとの興味をそそります。

新入社員の初任給は、就職活動のころ気になり、
人材募集の参考給与は、求職者・転職者としては外せない条件です。
それぞれ職業を評価するために必要なのはわかります。

でも、すでに働いている社会人にとって、
他人がもらっている給与の額を知ってどうなるんでしょうか。

といいつつ、読んでしまうのが悲しい性。

さて、週刊ダイヤモンド9/19号の特集は、「最新調査 給与全比較」です。

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レビュー専門ブログネットワーク【レビュープラス】から
献本いただきました。感謝。

面白かったのは、
1.1部上場企業1701社業種別「従業員の平均年収」ランキングの【平均年齢】
2.主要企業ボーナスランキングの【増減率】
3.97業種「推定年収ランキング」の【業種】
の3つ。

まず、上場企業の平均年収ランキングですが、【平均年収】を外してあえて【平均年齢】を見ます。
その業界ごとの硬直度がわかります。
例えば、「食料品」から紅茶飲料を発売している2社を比較します。
午後の紅茶のキリンホールディングスは40.2才なのに対して、伊藤園は32.4才と若いです。

次に、ボーナスの【増減率】からは、業界の景気、そして業界内の格差が浮き彫りになってきます。
例えば、「食料品」なら+13.12%から-23.11%まで上下に開きがありますし、「非鉄金属」なら-14.39%から-40.12%までみな沈んでいます。

なんて、いろいろ楽しみ方はいろいろあります。

しかし、残念だったのが、97の【業種】です。
実は97といいつつ、サラリーマンらしきものは、記者、システムエンジニア、プログラマー、百貨店店員、ぐらい。

ここが拡充されると、キャリアプランを考えるうえで参考になるはず。
例えば、マーケターやアナリストなど、もっと取り上げてほしいです。

さらに、専門性をもった場合の可能性とリスク、ジェネラリストならどうなるか、などなど、給与の額を超えた分野の情報が増えると、さらに面白い企画になるのではないでしょうか。

給与に関する記事は、広くは週刊SPA!からさまざまのメディアがとりあげています。ぜひ、週刊ダイヤモンドにしかできない切り口に期待します。

例えば、「冬のボーナス、天国の○○業界と地獄の△△業界」とか

passionhack at 23:58│Comments(0)TrackBack(0) 外で観て・聞いて・感じたこと 

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